家に虫が湧く原因は4つ!正しい駆除方法を解説します

家に虫が湧く原因は4つ!正しい駆除方法を解説します

キッチンや水回りを中心に、どこからともなく湧いてくる虫たち。

どれだけ綺麗にしていてもなぜか現れる小さな虫の正体が気になっている方も多いのではないでしょうか。

虫だけを駆除しても、根本的な原因を突き止めなければ、湧き続けてしまうのです。

本記事では家に虫が湧く原因、よくみられる虫の種類、効果的な駆除方法を、徹底的に解説します。

快適な住環境を取り戻すための第一歩として、ぜひ最後までお読みください。

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「小さな虫が1匹…でも気づいた時には大量発生!」

シバンムシやクロバネキノコバエ、チャタテムシは短期間で繁殖し、食品・家具・健康に深刻な被害を及ぼします。

放置するとアレルギーやカビ発生、修繕費用がかかる可能性も…。

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1.家に虫が湧く4つの原因

放置されたゴミ

虫が湧く原因として、以下の4つが挙げられます。

  • 水回りに生ゴミが放置されている
  • お米や粉類が密封されていない
  • 排水溝に問題がある
  • 虫が侵入できるすき間が空いている

それでは、この原因について詳しくみていきましょう。

原因1.水回りに生ゴミが放置されている

三角コーナーや排水溝、浴室のゴミ受けに放置された生ごみや髪の毛は、害虫にとって格好のエサ場です。

少量のゴミから発生するわずかな臭いも、害虫は敏感に察知します。

特に夏場は臭いが強くなりやすいので、より多くの害虫を引き寄せてしまうのです。

また、家に虫が湧く背景には、ゴミ屋敷化などの生活環境の悪化が関係しています。

以下の記事では、ゴミ屋敷になる原因について詳しく解説しているので、併せてチェックしてみてください。

ゴミ屋敷になる原因は?ゴミ屋敷の住人の心理状態やリスク、解決方法を紹介

原因2.お米や粉類が密封されていない

パントリー(食品庫)や台所に保管されているお米や小麦粉は、虫が湧きやすい食品の代表格です。

お米や粉類に湧く虫は非常に小さく、わずかなすき間からも侵入できます。

クリップや輪ゴムで留めただけの袋や簡単なフタしかついていない米びつでは、害虫が簡単に侵入してしまいます。

特に注意が必要なのは、粉類に湧く虫です。

目視で確認するのが難しいため、気づかないうちに食品の中で繁殖していることがあります。

そのまま食べてしまい、喘息や気管支炎、アレルギーといった疾患を引き起こすケースも少なくありません。

原因3.排水溝に問題がある

排水溝は、害虫が侵入する主要な経路のひとつです。

台所や洗面所の排水溝は、配管をカーブさせて水を溜める「トラップ」と呼ばれる構造を持っています。

カーブ部分に水が溜まり、下水からの悪臭や害虫の侵入を防いでいるのです

排水溝の水が蒸発してしまったり、配管に問題が生じるとトラップの機能が失われ、排水溝から虫が自由に侵入してしまいます。

原因4.虫が侵入できるすき間が空いている

小型の害虫は、私たちが気づかないような小さなすき間からも侵入できます。

一匹だけ虫が飛んでいる場合は、外部から侵入している可能性が高いでしょう。

網戸の小さな穴、窓枠と窓ガラスのわずかな隙間が、虫の侵入経路になっているかもしれません。

夏場や湿度が高い時期は虫の活動が活発になるため、室内への侵入も増加します。

夜間に明かりをつけていると、光に誘引される虫が窓やドアの周りに集まり、侵入してくることも考えられるでしょう。

害虫の発生は、ゴミ屋敷が原因である場合が多く、健康被害を引き起こす可能性があります。

以下の記事では、病気が原因でゴミ屋敷になった場合の対処法について解説しているので、合わせてご確認ください。

ゴミ屋敷の原因は病気?片付けられない病気の特徴や対処法まで解説

2.家に湧く小さな虫の正体4種

虫と家

ここでは、家庭でよく見かける4種類の虫について詳しく解説します。

  • 茶色く細長いシバンムシ
  • 素早く飛び回るクロバネキノコバエ
  • 紙類を狙う紙魚(シミ)
  • ダニと間違えやすいチャタテムシ

いずれも毒はなく、人間を攻撃することはありません。

しかしアレルギーや喘息の原因になったり、建物や食材、家財に大きな被害を与えます。

それぞれの各虫の特徴を詳しくみていきましょう。

(1)茶色く細長いシバンムシ

シバンムシは、キッチンやリビングでよく見かける小さな虫のひとつです。

約2〜3mmの大きさで、茶色く細長い甲虫のような外見をしています。

カツオブシやシイタケなどの乾物、粉類、米類が好物です

シバンムシは飛ぶ能力を持っていますが、その動きはあまり素早くありません。

見た目以上に硬く丈夫な体を持っているため、簡単に潰れないのも特徴のひとつです。

(2)素早く飛び回るクロバネキノコバエ

クロバネキノコバエは、観葉植物や鉢植えに発生する小さな羽虫です。

約2mmの大きさで黒い羽根を持ち、非常に素早く飛び回ります。

腐葉土のような湿った土やたい肥、植物が好物です。

クロバネキノコバエは非常に小さく、網戸の目を通り抜けて容易に室内に侵入してしまいます。

動きが素早いので、完全駆除が難しいのも特徴です。

(3)紙類を狙う紙魚(シミ)

紙魚(シミ)は、室内全般に発生する虫です。

羽はなく、魚に似た長い身体をしていることから、紙魚(シミ)と呼ばれるようになりました。

紙類が好物で、本や書籍、障子紙など何でも食べてしまいます。

貴重な書籍や骨董品を食い荒らされ、甚大な被害が出るケースも少なくありません

紙の間に潜み、姿を見つけづらいので被害が大きくなりやすいのも特徴です。

(4)ダニと間違えやすいチャタテムシ

チャタテムシはキッチン周りに発生する虫です。

約1mmの大きさで、ダニとよく似た外見をしています。

ダニとは違い肉眼で確認でき、人間を刺したりすることはありません。

お米や乾麺、ダンボールが好物です。

非常に小さいので、被害に気付きにくいのが特徴です。

3.家に湧く虫を駆除する4つの方法

布団にいる虫

ここでは、家に湧く虫を駆除する4つの方法を解説します。

  1. キッチンや風呂場の清掃
  2. 排水溝の詰まりを解消する
  3. 虫の侵入経路をふさぐ
  4. 殺虫剤や防虫剤を活用する

害虫の数が増えれば増えるほど、被害の規模や駆除の難易度が上がります

駆除はスピード感をもって、的確に対処することが大切です。

それでは、具体的な駆除方法をみていきましょう。

方法1.キッチンや風呂場の清掃

キッチンや風呂場には、虫の好物がたくさんあります。

ゴミはこまめに捨て、ゴミ受け自体も定期的に洗浄して清潔に保つことが大切です。

また、害虫が好む乾物やお米、粉類は必ず密閉容器に入れて保管しましょう。

調理後の油汚れや食べこぼしはすぐに拭き取り、臭いの発生を防ぐのも重要です。

虫にとって居心地の良くない環境を作ることで、虫の発生を効果的に防げます。

方法2.排水溝の詰まりを解消する

排水溝は害虫が侵入しやすい場所のひとつです。

排水溝にはトラップという構造があり、下水からの悪臭や虫の侵入を防いでいます。

しかし、詰まりや水の蒸発でトラップの機能が失われると、害虫が簡単に侵入してしまうのです。

排水溝は定期的に清掃を行い、髪の毛や食べかすなどの詰まりを取り除きましょう

市販のパイプ洗浄剤を使用するのも効果的です。

あまり使用していない場所の水道は定期的に水を流して、トラップに水が溜まっている状態を保ちましょう。

方法3.虫の侵入経路をふさぐ

害虫は小さなすき間からも侵入してきます。

家の外周を定期的にチェックし、虫の侵入経路をふさぎましょう。

特に、侵入経路になりやすい網戸や小窓は念入りにチェックし、破れやすき間は修理や補修を行います

虫が入ってきやすい場所に、害虫が好む乾物や鉢植えを置かないようにする工夫も大切です。

方法4.殺虫剤や防虫剤を活用する

殺虫剤や防虫剤の活用も、効果的な駆除方法のひとつです。

キッチンで使用する場合は、食品に影響を与えないトラップタイプの殺虫剤を選ぶと良いでしょう。

外部から侵入してくる害虫には置き型の殺虫剤も有効です。

本棚や米びつ、玄関といった害虫が好む場所や侵入経路には防虫剤を設置しておくと、より高い効果が期待できます。

4.駆除しきれない虫は業者に依頼するのがおすすめ

虫駆除をしている業者

侵入経路が特定できなかったり、大量に虫が湧いている場合は、プロの害虫駆除業者に依頼するのがおすすめです。

家に湧く害虫は、衛生面や健康面で深刻な影響をおよぼします。

家に湧く虫を放置していると、害虫をエサとする新たな害虫や害獣が侵入してくる可能性もあるのです。

駆除方法を実行しても室内に虫が湧き続ける場合は、プロによる駆除を検討しましょう。

専門家は、表から見えづらい虫の侵入経路や繁殖場所を特定し、効果的な駆除方法を提案してくれます。

また、再発防止のアドバイスも得られるでしょう。

問題が深刻化する前に、プロの力を借りるのが賢明です。

ゴミ屋敷の住人の心理状態は?心理状態の理解と関わる方法

5.家に湧いた虫の駆除を業者に依頼する3つのメリット

メリット

プロの害虫駆除業者に依頼するメリットは主に以下の3つです。

  • 見えないところまで確実に清掃できる
  • 虫の侵入経路を根絶できる
  • 時間や手間を節約できる

このメリットについて、詳しくみていきましょう。

メリット1.見えないところまで確実に清掃できる

プロの害虫駆除業者に依頼すると、人間の目には見えにくい場所に潜む害虫も確実に駆除できます。

害虫は家具の裏側やキッチンの隅、カーペットの裏など、ひとの目が届きにくい場所を好むものです。

害虫駆除業者は虫の生態を熟知しているので、潜伏場所を的確に突き止められます。

プロ仕様の機材や薬剤を使用するので、即効性と持続性が非常に高いのも特徴です。

メリット2.虫の侵入経路を根絶できる

プロの害虫駆除業者は虫の侵入経路を正確に特定し、効果的な対策を講じられます。

コンクリートのヒビや天井裏、排水管の内部など通常では確認しづらい部分も、赤外線カメラや内視鏡カメラなどの機材を用いれば調査可能です。

さらに特殊な樹脂や材料を用いて侵入経路を完全に塞ぐので、再侵入予防にも高い効果が期待できます。

メリット3.時間や手間を節約できる

自分たちで虫の駆除を行うのは、多くの時間と労力が必要です。

虫が大量に湧いている場合、駆除作業を繰り返しても完全に駆除できず、根本解決に至らないケースも少なくありません。

一方、プロの害虫駆除業者に依頼すれば、短時間で効率的に問題を解決できます

害虫の姿を目にしながら駆除作業を行う不快感やストレスから解放されるのも、大きなメリットといえるでしょう。

6.虫を寄せ付けないための日常的に出来る予防策

虫を寄せ付けないための日常的に出来る予防策

家の中に虫が湧くのを防ぐためには、日常的な習慣を見直し、虫が発生しにくい環境を整えることが重要です。

特に、食べかすやホコリの掃除、湿気の管理、虫の侵入経路を遮断することが効果的です。

ここでは、虫を寄せ付けないために実践すべき3つの予防策を紹介します。

予防策1.部屋の清掃をこまめに行い、食べかすやホコリを除去する

室内の食べかすやホコリを取り除くことで、虫がエサを見つけにくくなり、発生を防ぐことができます。

虫は食べかすやホコリに含まれる有機物をエサにするため、掃除が行き届いていない場所ほど虫が湧きやすい環境になります

特に、キッチン周りやダイニングテーブルの下、家具の隙間などは食べかすが落ちやすく、掃除を怠ると虫が繁殖しやすくなります。

食事をした後は、テーブルや床の食べかすをすぐに拭き取り、掃除機をかける習慣をつけることが大切です。

キッチンのシンクやコンロ周りは食材のカスや油汚れが溜まりやすいため、使用後は必ず拭き掃除を行いましょう。

また、家具の隙間やカーペットの下はホコリが溜まりやすく、放置すると虫の温床になります。

週に一度は家具を動かして隙間の掃除をし、ホコリを取り除くことで、虫が住み着きにくい環境を作れます。

さらに、排水口や三角コーナーのゴミは毎日処理し、生ゴミは密閉できる袋に入れて処分することで、コバエなどの発生を抑えることが可能です。

こまめな清掃を習慣化すれば、虫の発生リスクを大幅に下げることができます。

予防策2.湿気を減らし、虫が好む環境を作らない

湿気をコントロールすることで、カビやダニをエサとする虫が発生しにくくなります。

多くの虫は湿気の多い環境を好みます

特に、チャタテムシやゴキブリ、ダニなどは湿度の高い場所で繁殖しやすく、換気不足の部屋では発生しやすくなります。

また、カビの発生も虫を引き寄せる原因となるため、湿気をコントロールすることが大切です。

室内の湿度を適切に管理するためには、1日2回、朝晩の換気を行うことが重要です。

特に梅雨の時期や冬場の結露が発生しやすい時期は、窓を開けて空気を循環させることで湿気を逃がすようにしましょう。

また、浴室やキッチンは湿気がこもりやすいため、換気扇を長めに回すか、除湿機を活用して湿度を50%以下に保つのが効果的です。

クローゼットや押し入れも湿気が溜まりやすいため、定期的に扉を開けて空気を入れ替えたり、除湿剤を設置することで湿気対策ができます。

湿度を管理することで、虫の発生を抑え、清潔な住環境を維持することができます。

予防策3.虫の侵入経路をふさぎ、外からの侵入を防ぐ

家の外から虫が侵入する経路を遮断することで、室内での虫の発生を未然に防ぐことができます。

どれだけ掃除や湿気対策をしても、外部から虫が侵入してしまうと、根本的な対策にはなりません

窓やドアの隙間、換気口や排水口などは虫が入り込む主要な経路であり、これらを適切に塞ぐことで虫の侵入を防ぐことができます。

網戸を使用する際は目の細かいネットを設置し、窓やドアの隙間には防虫テープを貼ることで、小さな虫の侵入を防ぐことができます。

玄関やベランダには定期的に防虫スプレーを散布し、侵入しやすいポイントをブロックすることも効果的です。

また、換気口や排水口は虫が侵入しやすい場所の一つなので、防虫キャップを取り付けて侵入経路を遮断しましょう。

特に夜間は、室内の光に引き寄せられて虫が集まりやすいため、窓やドアを開けっ放しにしないよう注意することが重要です。

虫の侵入経路をしっかりふさぐことで、家の中での虫の発生を未然に防ぐことができます。

虫が室内で繁殖する前に対処することが大切

害虫問題の解決には、虫が室内で繁殖する前に対処することが大切です。

虫が侵入しやすい場所を徹底的にチェックして、害虫の侵入経路を塞ぎましょう

キッチンや浴室などの水回りを清潔に保ち、食品は密閉容器に保管するなど、虫が湧きにくい環境づくりに取り組むのも大切です。

手に負えないほど大量の虫が発生してしまった場合は、専門の害虫駆除業者に依頼することを真剣に検討しましょう。

プロの知識と技術を活用すれば、より迅速かつ効果的に問題を解決できます。

害虫問題は、早期発見・早期対応が最も大切なポイントです。

日ごろから虫が湧きづらい環境づくりを心がけ清潔で快適な住環境を維持しましょう。

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